潰瘍性大腸炎改善の重要ポイント2

潰瘍性大腸炎改善の重要ポイント2〜健康と幸せをもたらす呼吸法〜

さて、潰瘍性大腸炎を治すために重要なポイントは、
「呼吸法」です。

 

呼吸を変えることは、どんな病気にも効果があります。

 

呼吸といいますのは、
心や身体と密接な関係があるのです。

 

 

病気を患われている方は、
呼吸が浅く、胸式呼吸になっていることが多いです。

 

 

実は、私も間違った呼吸をしていました。

 

丹田呼吸法のことを知ったのは、
潰瘍性大腸炎を患ってから
3年が経った頃、21歳の時です。

 

潰瘍性大腸炎を患っている間、
色々な健康法に興味があったわたしは、
本を買い漁っていました。
(古本屋で、安い本を探すのが楽しみでした)

 

その頃見つけたのが、
丹田呼吸法―白隠禅師『夜船閑話』に学ぶ
という本です。

 

 

その本には、重い禅病を患った
白隠禅師が、丹田呼吸法を実践し、
薬も飲まず、鍼灸に頼ることもなく
完全に治ったことが書かれていました。

 

その本を読んで、気持ちが盛り上がり、
すぐに実践してみました。

 

たしかに、身体中にエネルギーが行き渡る気がして
良い気持ちがしました。

 

ところが、数日間はチャレンジしたのですが、
すぐには良くなりません。

 

もとの呼吸法が染み付いていて、
いつの間にか、
また元の浅い呼吸に戻っていました。

 

その後、丹田呼吸法のことはすっかり忘れ去っていたのですが、
断食を始めて数日経った頃、
「そういえば!呼吸を変えると、
もっと治りが早いかもしれない」と思いつき、
本棚を探しました。

 

そして、人参りんごジュース断食をしながら、
呼吸法も実践することにしたのです。

 

意識の中で、
お腹の中で輝いている光が、
息を吸い込むことで
さらに輝きを増すようなイメージをしながら、丹田呼吸法をしました。
すると、無気力だったのがウソのように、
だんだんエネルギーがわいてくるようになったのです。

 

やっていくうちに、大切なことは2つあることが分かりました。

 

足の裏で呼吸することと、
おしりをしめること
です。

 

これについてはまた後で、
詳しく書きますね。

 

 

呼吸法の話に戻りますと、
実は、呼吸の浅さは、
病気の根本原因の1つ
です。

 

呼吸が浅いと、必要な酸素が血液にまわらず、
最も酸素を必要とする脳、
特に大脳辺縁系、脳幹といった脳域に
必要な酸素が供給されないため、
脳の機能異常が起こってくるのです。

 

また、呼吸が浅いと、
心気が上にあがってしまいます。

 

心気が上にあがってしまいますと、
喜びや悲しみに一喜一憂したり、
病気になりやすくなります。

 

 

逆に、徳の優れた人は、
常に心気を下部に充実させています。

 

 

 

心気が下に満ちているときは
七凶(喜・怒・憂・思・悲・驚・恐)が体内に動くことなく、
四邪(風・寒・暑・湿)も、外から入り込むことがありません。

 

 

呼吸と血液循環による体の守りが充実して、
心身ともに健康になりますので、
薬を飲む必要もなくなります。

 

落ち着きのない子どもや大人は、
必ずと言っていい程、
呼吸が浅くなっています。

 

 

逆に言うと、落ち着きのある人、
健康な人、
「大人物」と言われる人は、
呼吸が深いのです。

 

 

・・ちょっと話がそれてしまいました。
白隠禅師の丹田呼吸法の話に戻りましょう。

 

白隠禅師(はくいんぜんじ)

 

白隠禅師は、江戸中期、五代将軍・綱吉の時代に
静岡県に生まれました。

 

 

生まれつき記憶力に優れ、4歳の時には300字もある村歌を
一語も間違えることなく正確に覚え、
歌って歩いて村人を驚かしたといいます。

 

 

白隠禅師は、一時期衰退していた禅宗を再び勢いあるものにし、
多くの伝説を残しながら、84歳で亡くなられました。

 

この頃の平均寿命は30歳ほどと言われていますので、
とても長生きですね。

 

さて、白隠禅師は若い頃、修行しすぎて、
禅病にかかったことがありました。

 

 

病気は非常に重く、
どんなに有名な医者も、
白隠禅師の病を治すことはできませんでした。

 

 

白隠禅師は治療法を探し求め、
ある時、京都・山城の国の山中に住むという
白幽仙人のことを聞きつけました。

 

白幽仙人は、若い頃、大変病弱だったため、
神に祈り、天仙のお助けを請い願って、
健康法を伝授されたということでした。

 

 

白隠禅師は、さっそく白幽仙人のところに訪ねていき、
白幽仙人の秘密の健康法を聞き出しました。

 

白幽仙人は、健康について次のように語りました。

 

「1. 坐禅観法が過ぎたり、考え過ぎたりすれば
 肺をそこなうことになる。

 

2.肺をそこなうと、腎臓ほか五臓六腑が侵しあう。

 

3.生命力を蓄える養生とは、国を守るようなものだ。

 

4.気を上にばかり向けず、下にこころ配りすれば国は富むのと同じ。

 

5.人の身体もそのようなもの。
道を極めたものは、
常に心気を胎(はら)に充たすのじゃ

 

6. 心気が下に満つるならば、
「喜・怒・哀・楽・懼・悪・欲」という七情も動くことがなく、
「風・寒・暑・湿」などの四邪が、外からうかがい侵すこともない。

 

7.七情が動くことがなく、4邪が外から侵すこともなければ、
 気血の循環が充実し、心神も健やかになる。

 

薬を服むことも医者にかかることもないであろう。

 

8.「五無漏の法」というのがある。
六欲をしりぞけ、
五官がそれぞれの働きを忘れる時は、
本源の真気が目前に充ちる。

 

9.丹田に真の還丹ができれば、
自己がそのまま不生不滅の大宇宙と一つとなる。
」と。

 

 

このような話をして、白幽仙人は白隠禅師に、

「丹田呼吸法」と「軟酥の法」
を授けました。

 

 

白幽仙人の秘密の健康法を実践した結果、
白隠禅師の病はたちまち治ってしまいました。

 

 

 

後に白隠禅師は、禅病にかかった弟子たちにも、
「丹田呼吸法」と「軟酥」の法を教えました。

 

弟子たちが実践してみたところ、
全員が治ったと言われています。

 

 

丹田呼吸法は、禅病だけでなく、
あらゆる諸病に効果をあらわしている呼吸法です。

 

ぜひ実践してください。

 

それでは、白隠禅師の「丹田呼吸法」について説明いたします。

 

 

潰瘍性大腸炎改善の重要ポイント2記事一覧

丹田について

丹田は人体のへその下にあり、古来より気(生命エネルギー)が宿る場所とされています。「丹田を鍛えれば、苦悩から離れて、心が静まり、あらゆる難治の病気が底を払ったように全治して、生きたまま、極楽の生活ができる」と白隠禅師は言いました。自隠禅師自身、丹田を強化することで大病を克服しています。丹田には3箇所...

≫続きを読む

 

3大流派の丹田呼吸法

実は、丹田呼吸法には、たくさんのやり方があります。その中でも、大きく分けますと、3つ体系があります。「調和道」と「二木式腹式呼吸法」、「岡田式静坐法」です。これから少し説明しましょう。(詳しい説明が不要な方は、次のページ「私が実践したシンプルな丹田呼吸法」を読んで下さいね)

≫続きを読む

 

私が実践しているシンプル丹田呼吸法

わたしが実践している丹田呼吸法のやり方です。やりやすいようにアレンジしているため、非常にシンプルな丹田呼吸法です。 @まずは、イスに腰をかけます。イスは深く腰をかけず、少しだけ前方に腰をかけます。(ここでは、座って行う方法を説明していますが、寝ていても、立っていても構いません)体を締め付けないように...

≫続きを読む

 

丹田呼吸法の驚くべき効果とは!?

丹田呼吸法には様々な効果があります。例えば・・・脳波がα波になりやすくなり、怒りや不安の感情を手放せるようになります。・自律神経のバランスが整います。自律神経は、代謝、免疫、消化吸収、体温の維持調節、ホルモンバランスの調節、睡眠と覚醒のリズムなどなど、人間の健康の維持に関すること全てを司っています。...

≫続きを読む

 

丹田呼吸法のポイント!

丹田呼吸法を実践するにあたって、気をつけたいポイントがいくつかあるので、ピックアップしてみました。このポイントに気をつけて、日々呼吸してみてください。1.吐く息に力を込める!3つの流派、もしくはシンプルな呼吸法のうち、やりやすい方法を選んでいただければ良いのですが、一番大切なことは、吐いてから吸うこ...

≫続きを読む

 

丹田呼吸法をする時の姿勢

丹田呼吸法をする時の姿勢ですが、しようと思った瞬間、 そのままの姿勢で実践してください。ソファーに座っているなら、座ったままで。床に寝ているのなら、寝たままで大丈夫です。横向きになっていようと、上向きになっていようと、うつぶせになっていようと、そのまましてください。きちんと座り直さなくても大丈夫です...

≫続きを読む

 

仙人のイメージトレーニングで健康に!

白幽仙人が白隠禅師に授けたイメージトレーニングは、「軟酥の法」という名前でした。軟酥の法を実践する時には、まず始めに、酥(そ)というものを、頭の中に思い描きます。今でいうところの、イメージトレーニングのようなものです。白幽仙人は言われました。「『酥』とは、牛の乳を煮詰めて作ったバターのようなものじゃ...

≫続きを読む